胃痛や胸やけ、胃のもやもやはとてもストレスになります。仕事やパフォーマンスに集中できない、食欲がなくなる、何をしていても辛いなど生活するうえで不便を強いられます。胃の不調は体の不調。「もしや?」が大きな病気の早期発見にも繋がります。よく聞く胃の症状について、基本知識を知っておくと早期発見・予防対策に移ることができます。昔から言われる症状から近年発見されたものまでご紹介します。
【胃食道逆流症】
よく逆流性食道炎と聞きますが、胃食道逆流症も胃によく起こる症状です。つまり食道に胃の中のものが逆流することです。主に胃痛・胃もたれ・胸焼け・吐き気といった症状があらわれます。
原因は食事内容が大きいでしょう。脂質の多いものは胃の中に滞留する時間が長いため逆流する可能性を高くします。またカフェインやアルコールといった刺激物、喫煙も原因です。他にもすぐ横になる、服用している薬やピロリ菌も原因としてあげられます。さらにストレスが関係します。ストレスがあると胃はすぐ緊張・硬直などの症状があらわれ、胃酸の分泌異常も起こすのです。胃は一旦荒れると治るのに時間がかかります。その間に胃食道逆流症がおこる、進行が進むといったことが起きるのです。
胃食道逆流症と逆流性食道炎の違うところは食道に炎症やただれなどがあるかどうかです。ただれがあれば逆流性食道炎ですし、症状がみられない場合は非びらん性胃食道逆流症といいます。びらんとは炎症のことです。
症状でも実は差があります。逆流性食道炎は胸のあたりが熱くなるほどの胸やけを感じます。胃食道逆流症の場合は主な症状は胸やけというのは同じですがチクチクした痛みや胃痛、不快感などもあらわれるのです。
原因も上記の通り、食事内容やストレスが共通します。逆流性食道炎の場合はその他に肥満・前かがみの姿勢が原因ともいわれています。胃食道逆流症の場合は胃が過敏に働いていることから強いストレスが原因といえるでしょう。
どちらの症状も予防としては共通することが多いのでチェックしておきましょう!
・食べ過ぎ、早食い、揚げ物は控える
・心も体もしっかり休養を取る
・趣味や運動でストレスを解消する
上記の3つは胃食道逆流症・逆流性食道炎両方に当てはまる予防法です。単純なことだからこそ、難しいかもしれませんが生活習慣から気を付けてみましょう(=゚ω゚)ノ
【胃炎】
胃炎には慢性的なものと急性的なものがあります。それぞれ分けてみてみましょう。
◆慢性胃炎
慢性胃炎は胃の粘膜の状態でさらに分類が分けられます。最も多いと言われているのは萎縮性胃炎といって、胃の粘膜の炎症が長引いたためにそのものが委縮し薄くなっている状態です。胃に刺激を与え続けることが原因といわれています。過度の喫煙・飲酒・アルコールやカフェインの摂取などですね。また加齢による胃の老化、ピロリ菌の感染も原因といわれています。これらによって、常に胃に不快感がある・胃もたれ・腹痛・食欲不振・胸焼け・吐き気といった症状が出ます。
バリウム検査や内視鏡検査などで胃の状態を確認し、胃の粘膜の状態に応じた治療をします。薬の服用をする場合もありますが規則正しい生活や胃に負担を掛けない食事をするように指示されることが多いです。
◆急性胃炎
急性胃炎は日常的にも起こりやすい病気です。コーヒーや緑茶などの嗜好品や香辛料の摂りすぎ、風邪薬や鎮痛剤といった薬の服用が原因の場合もあります。多くは安静に過ごすこと、2~3日胃腸薬を服用することで治ります。ですが、激しい嘔吐など症状によって専門医の指示を仰がなければいけない場合もあるので注意しましょう!
症状は慢性胃炎と大きくは変わりません。しかし原因は慢性胃炎で出たものに加え、ストレスや薬の服用、不規則な生活、薬物を飲んでしまったとき、感染症やアレルギーといった場合もあるのです。
原因が分かる場合は原因を取り除き、症状に合わせた薬の服用となります。さらに半日から一日絶食して胃を休めながらぬるま湯などで水分を補います。食事が可能になればおかゆやうどんなどの柔らかい食事から徐々に普通の食事に戻していきます。
【胃かいよう】
胃かいようは胃壁がただれて傷つき胃の粘膜が破壊された状態を指します。40代以上の発症率が高いですが、近年は20~30代の発症も増えています。
症状としては上腹部の痛み、吐き気、吐血、黒色便などがあります。この原因はピロリ菌の感染、ストレス、食生活の乱れ、喫煙・飲酒、鎮痛剤の投与などです。
上記の原因を踏まえながら、胃潰瘍になりやすい人には特徴があります。自分の性格・生活を見直すチェックをしてみましょう!
・おとなしくてまじめな人
・性格が几帳面で神経質な面を持っている人
・よく気がきく人
・責任を感じやすく、悩みがあっても相談できずに1人で抱えこみやすい人
・不規則な生活をしている人
・暴飲暴食をよくする人
心当たりのある人はご注意を!
【不快感機能性ディスペプシア】
近年登場した不快感機能性ディスペプシア。どこも悪くないのに症状ばかりがあらわれてストレス・不快感になる病気です。こんな自覚症状があったら要注意といえます!
〇食べすぎていないのに胃がもたれる
〇みぞおちの痛みが続いている
〇油ものを食べていないのに胸焼けする
〇食後に不快感や吐き気を感じることがある
〇常に満腹感がある
〇げっぷが出る
〇お腹に張りを感じる
機能性ディスペプシアは胃の動きが鈍いために食べたものを十二指腸にきちんと送れていないことが原因といわれています。またみぞおちの痛みは胃酸の出過ぎや胃粘液の不足、胃の知覚過敏などが原因と考えられています。
現在は病院で称された薬を服用するしか症状の改善は難しいと言われています。しかしその中でも食生活の改善や生活リズムについて指示が仰ぐことで改善することも可能だと言われています。まだまだ分からないことが多いこの病気。要チェックです。
いかがでしたか?ストレスに多大な影響を受ける胃は、とても繊細なのです。「ストレスで胃に穴が開く」というのはあながち間違いではないのです!!
年齢が関係なく発症する胃の病気。知識を入れて予防に力を入れていきませんか?
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