まず始めに、皆さん“肩甲骨”は柔らかいですか？
ガチガチに凝り固まっていませんか？
この“肩甲骨”と“ダイエット”って大きく関係していることをご存知でしょか？

【肩甲骨の柔軟性とダイエットの関係】

肩甲骨周辺には、脂肪を燃やしやすくする【褐色脂肪細胞】という細胞が多く存在しています。
この褐色脂肪細胞というは、身体を動かさない状態でも身体の熱を生産することができ、食事で摂取したカロリーをエネルギーとして放出させるという働きを担っています。
主な働きとしては「体温保持」ですが、子どもや冬眠動物では特にこの細胞が多くなります。

肩甲骨周辺に褐色脂肪細胞が多く存在しているため、肩甲骨を活発に動かすことで細胞を刺激します。
活発に動かすことがダイエットに効果的となります。
そのためには“肩甲骨の柔軟性”というのが大切です。
デスクワークや立ち仕事、日常での姿勢により肩甲骨周りがガチガチに凝り固まっていると、肩甲骨の動きというのは制限されてしまいます。
動きが制限されるという事は、褐色脂肪細胞への刺激も小さくなるという事です。

“肩甲骨を大きく動かす”という事は、肩こりや首凝り解消のみならず、ダイエットにもとても効果的となります(^-^)

【肩甲骨が凝り固まる原因】

➀長時間のデスクワーク

デスクワーク中というのは、首や肩周辺は常に頭や腕を支えている状態にあり、疲労が溜まりやすくなります。
その状態を長時間続けることで、肩甲骨周りのコリや痛みを引き起こしてしまいます。

②常に同じ肩に荷物をかけている

無意識のうちに同じ肩に荷物をかけていませんか？
常に同じ肩で荷物を支えていると、片側のみに大きな負荷がかかってしまいます。
そうすることで筋肉が硬直し、血流も悪くなってしまいます。
なるべく荷物は両肩バランスよく持ちかえるようにしましょう。

③筋力の衰え

加齢による筋力低下も原因の1つとしてあげられます。
また、クッションの役割をする椎間板がつぶれてしまうことで、首や肩甲骨周りに痛みを引き起こしてしまいます。

このように、肩甲骨周りが凝り固まる原因というのは様々ですが、どれも意識することで改善できるものばかりです。
長時間のデスクワークの場合は、一旦区切りをつけ、合間にストレッチを取り入れるようにしましょう。

常に同じ肩で荷物を持っている方は、荷物を交互に持ち帰るようにしましょう。
荷物が2つある場合は、片側1つずつ持つのがおすすめです☆

筋力低下は、まず軽い運動を取り入れるようにしましょう。
急なトレーニングは逆に痛めてしまう可能性もあります。
無理なくできる範囲から始めてみましょう☆

まずは『肩甲骨を大きく動かす』
肩甲骨の柔軟性を高め、褐色脂肪細胞をどんどん刺激していきましょう(^O^)／

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