「ダイエットはイベントにせず
習慣に取り込む」

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「人は何かひとついいことをすると、自分にご褒美をあげたくなる習性が。例えば『週末ジムに行くから、スイーツを食べても大丈夫』みたいなことですね。ジムに行くというイベントを作り、結果的に自分に甘くなるなんて無駄。ダイエットはイベントにしちゃだめです。地味に見えるくらいの、さりげない習慣にして

トイレに行ったら必ずスクワットを20回する、寝る前に必ず腹筋をするなど、生活の中で必ずすることとダイエットにつながる行為を結びつけると、痩せグセが簡単に習慣化できますよ。

「食べてはいけないものを挙げるのではなく
食べるべきものを挙げる」

「人は何かを『食べない』と決めると、そうする前より1.5倍『食べたく』なり、結果いつもの2倍食べてしまうとか。ポテチの代わりにナッツを『食べる』など、ダイエットに効果的な食べ物を『食べてよし!』とすることで、自分を安心させるとストレスも減りますよ」

 

冷蔵庫に鏡を貼っておくのもひとつのアイデア。お腹がすいてつい何かを取り出そうとする行為に、待ったをかけられます。食卓に鏡を置いて自分が食べる姿を映すことも過食のセーブに。

「小さい努力は勝利への道」

「姿勢を正す、出勤中は階段しか使わない、などなど。一見取るに足らないような小さな努力も、習慣化することで大きな成果になって返ってくることをお忘れなく。何かひとつのことを習慣化するのに、66日かかるといわれています。まずは2カ月を目標に、やると決めたことを続けよう。ダイエットにおいても、塵も積もれば山となるのです」

「20秒ルールで
痩せスイッチを入れる!」

「ハーバード大学のショーン・エイカー教授が唱える『20秒ルール』によると、やるべきことは“20秒早く”スタートできるように障害をなくすのがコツなんだそう。例えば『走ろう』と思ってから準備をしても、面倒になってそのうち走らなくなります。でももし、玄関にランニングシューズしかなかったとしたら、きっと走りたくなるはず。通勤用の靴をランニングシューズに変える、なんていかがでしょう?」

「万年ダイエットは婚活と同じ」

「万年ダイエット中の人と万年婚活中の人の共通点は、ボヤいているだけで行動にうつしていないこと。本気で痩せたいなら、周囲に『いつまでに痩せてみせます!』と宣言をしてみましょう。パブリックコミットメントといって、その宣言が嘘にならないように行動しようとする心理がはたらき、行動がともなうようになるはずです」

 

SNSを活用して、自分のダイエットの経過や結果を人の目にさらせば、自分の“公約”がさらに確固たるものになる。ダイエットが成功するまで引き下がれない状況に持ち込めますよ!

「鏡に自分を見張らせる」

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「鏡の前に立つとついキメ顔をしてしまいませんか? そう、人は自分の姿が鏡に映ったとき、“理想の自分”になろうとする意志がはたらくのです。鏡にバクバク食べる自分の姿が映っていたとしたら、たいていの人が耐えられないはず。その論理を利用して、自宅のいたるところに鏡を置いて自分を見張らせて

「とっととやる、ころころ変えない」

「何事においても、成功する人には“決断力が早く、諦めが遅い”という特徴が。スクワットでも腹筋でも、何でもいい。一度やると決めたらつべこべ言わずにやりきる! なお、やることをころころ変えると意志力が消耗するので要注意」