トレーニング前に【足裏】マッサージはめちゃくちゃ大事❕

足の裏にも筋肉がたくさんある
みなさんは足の裏について意識したことありま
すか。足の裏にはいくつかの筋肉がまとまって、
ついています。足の裏に体重がかかった際、これらの筋肉が伸び縮みすることで上手く衝撃を緩和したり、力を出して足で蹴りだした
りと、柔軟に動くことができるのです。

足裏の筋肉が硬いとどうなるか?

バランスが悪くなる
足裏の筋肉は立っている時、(靴や靴下を介し
て)常に地面と接しています。立っている時や歩いている時、脳は足の裏から得られた感覚等を通し
て自動的に姿勢をコントロールし、バランスを崩さないよう筋肉に指令を出しています。この際、唯
一地面と接している足の裏がバランスをとる「土台」となり、地面をしっかりとキャッチすることが
重要です。
しかし足裏の筋肉が硬いと身体の揺れや地面の状態に応じて柔軟に地面をとらえられず、「土台」
が不安定になってしまいます。当然上に乗っている身体も不安定になってしまい、その不安定さを自
制できないと転倒につながってしまいます。

実は腰痛にも…。
足裏の筋肉の硬さなんて一見腰痛には関係なさそうにみえます。しかし身体はあらゆるところでお
互いに関係しています。
異なる筋肉同士も筋膜という膜でつながっていて、膜でつながっている筋肉同士は互いに影響を受
けます。足の裏の筋肉は膝の後ろや背中の筋肉、更には首の後ろの筋肉まで同じ筋
膜でつながっているそうです。そして,太腿の裏にあるハムストリングスという筋
肉が硬いと腰痛にもつながってきます。足裏の筋肉が硬くなると同じ筋膜でつながっている
ハムストリングスまで硬くなってしまいます。

足裏の筋肉を柔らかくするには
足裏の筋肉を柔らかくする方法はいくつかありますが、今回はテレビを見ながらでも行える方法をお伝えします。
まず、ゴルフボールやラップの芯など硬くてコロコロと転がせるも
のを用意します。これを椅子に座った状態で足の裏でコロコロと転がします。
これを片方の足で 2 分程繰り返します。たったこれだけですが、足の裏の筋肉が柔らかくほぐれていきます。足の裏が硬い方だと
最初は少し痛いかもしれません。そのような場合は踏む力を弱くしたり、テニスボールやゴムボールのような少し柔らかいものを使いまし
ょう。
この運動をやる前に、立った状態で膝を伸ばし、足の指先の前に手を伸ばしてみましょう(前かがみになる際に腰
が痛い方は無理に行わないようにしてくださ
い)。次にこの運動を片足だけ行ってもう一度同じように手をついてみてください。おそらく転がした足と同じ方の手は最初よりも伸びるように
なったのではないでしょうか。足の裏の筋肉が柔らかくなったことで筋膜でつながっているハムストリングスも柔らかくなり、より手を伸ばせる
ようになったという訳です

 

★足裏マッサージを毎日の習慣にして、健康な体つくりを心がけましょう★